お悔やみ日報

前衛美術集団「九州派」の中心メンバーとして活躍した現代美術家の菊畑茂久馬さん（きくはた・もくま）が21日、福岡市内の病院で亡くなりました。死因は肺炎。85歳でした。長崎県出身。葬儀は近親者で行う。喪主は妻温子（はるこ）さん。後日お別れの会を開く予定。

元日弁連副会長、元大阪弁護士会会長の畑守人さんが18日、亡くなりました。死因は肺がん。73歳でした。葬儀は親族のみで営まれました。喪主は妻まみさん。

鏡味　健二郎さん（かがみ・けんじろう=太神楽師、本名鈴木茂男〈すずき・しげお〉）が16日、中咽頭（いんとう）がんで死去、85歳。葬儀は近親者で営んだ。後日、お別れの会を開く予定。

51年に鏡味次郎とキャンデーボーイズ（後にキャンデープラザース）を結成、洋装のモダン曲芸で寄席に出演した。父は落語家の五代目古今亭今輔。

斉藤　栄吉氏（さいとう・えいきち＝富山銀行頭取）19日死去、64歳。富山県出身。葬儀の日取りは未定。連絡先は同行総合企画部。

詩人の財部鳥子さん（たからべ・とりこ、本名・金山雅子＝かなやま・まさこ）が14日、すい臓がんのため死去した。87歳。葬儀・告別式は家族のみで行った。喪主は夫、常吉（つねきち）氏。

「中庭幻灯片」で現代詩花椿賞、「烏有の人」で萩原朔太郎賞、「氷菓とカンタータ」で高見順賞を受賞。日本現代詩人会会長も務めた。

お笑いコンビ「てんしとあくま」の川口敦典（かわぐち・あつのり）さんが15日、持病の内臓疾患のため死去した。36歳だった。所属する吉本興業が16日、発表した。葬儀・告別式は近親者で行う。

平成20年に相方のかんざきさんと「てんしとあくま」を結成し、よしもと漫才劇場（大阪市）などで活動。29年と30年には、上方漫才協会大賞で文芸部門賞を受賞した。

かんざきさんは「とても残念でなりません、突然のことで気持ちの整理がついてない状況です」とのコメントを出した。

野間　美由紀さん（のま・みゆき＝漫画家）2日正午、虚血性心疾患のため長野県内の病院で死去、59歳。千葉市出身。葬儀は近親者で済ませた。
79年、少女漫画誌「花とゆめ」に掲載された作品でデビュー。83年に発表した「パズルゲーム☆はいすくーる」が長期連載となり人気を集めた。