お悔やみ日報

目片　信氏（めかた・まこと＝元自民党衆院議員、元大津市長）８日午前５時３４分、肺炎のため大津市内の病院で死去、７９歳。同市出身。葬儀は１０日午前１０時から同市膳所上別保町７６１の大津聖苑で近親者のみで行う。喪主は長男信悟（しんご）氏。滋賀県議を経て、９６年衆院選の比例代表近畿ブロックで初当選。当選１回。０４年から大津市長を２期務めた。

平松　一夫氏（ひらまつ・かずお＝学校法人関西学院理事長、関西学院大名誉教授・会計学）２日午前５時４８分、兵庫県宝塚市の施設で死去、７３歳。同県出身。葬儀は近親者で済ませた。後日、学院葬が執り行われる予定。喪主は長男燈（ともる）氏。

鳥居　一雄氏（とりい・かずお＝元公明党衆院議員）１１月３０日午前１１時２３分、膵臓（すいぞう）がんのため千葉市の病院で死去、８３歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻好子（たかこ）さん。
１９６９年の衆院選旧千葉１区に公明党から出馬し初当選。衆院科学技術委員長などを務めた。当選８回。旧新進党結党に参加し、９６年に政界を引退した。

物理学者で東京大学長や文部相などを歴任した有馬朗人（ありま・あきと）氏が12月7日までに、東京都内の自宅で死去した。90歳だった。

大阪府出身。1953年に東大理学部物理学科を卒業し、同原子核研究所助手の後、理学部に移って75年に教授となった。大型計算機センター長、理学部長などを経て、89年に学長に就任した。

93年の退任後は理化学研究所の理事長を務めた。原子核の表面に起こる運動を考慮した磁気能率の研究や、原子核の集団運動の代数学的取り扱いの研究で知られ、原子核物理学の研究でも優れた業績を残した。

1998年参院選の比例代表に自民党から立候補し、当選。小渕内閣で文部相に抜てきされた。科学技術庁長官も兼任し、大学運営の手腕を教育改革や科学技術の振興に生かした。

政界は1期6年で引退した。俳人としても活躍し、国際俳句交流協会会長も務めた。2004年に文化功労者、10年に文化勲章。

相田　博氏（あいだ・ひろし＝福井大名誉教授・高分子化学）４日、肺炎のため神奈川県海老名市の病院で死去、９６歳。葬儀は１０日午前１１時から横浜市戸塚区川上町９１６の合掌の郷・鳳倫閣で。喪主は次女の安藤良子（あんどう・よしこ）さん。

池田　龍雄氏（いけだ・たつお＝画家）１１月３０日午前１時５５分、誤嚥（ごえん）性肺炎のため東京都内の病院で死去、９２歳。佐賀県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻紀子（のりこ）さん。
１９４３年に海軍航空隊に入隊し、特攻隊員として訓練中に終戦を迎えた。戦後、多摩造形芸術専門学校（現多摩美術大）に入り、岡本太郎や花田清輝らの影響でアバンギャルド（前衛）芸術の道に進んだ。５０年代には、絵画によるルポルタージュの可能性を探る作品を発表。絵画のみならず、オブジェやパフォーマンス、舞台にも活躍の場を広げた。

佐藤　義和氏（さとう・よしかず＝テレビプロデューサー）１０月２８日、肺がんのため死去、７２歳。葬儀は近親者で行った。
フジテレビのプロデューサー、ディレクターとして、「オレたちひょうきん族」や「森田一義アワー　笑っていいとも！」などのバラエティー番組を手掛けた。